story

hisamitu氏作

Sorry Japanese only

-----------------------ギプス専門店

世界にはギプスフェチの人がたくさんいるという。しかし、ギプスフェチは少し影
に隠れ気味である。

そこで我々はそんな人々をターゲットとした店をオープンする予定である。

そう、ギプスフェチ専門店

店員は全員ギプスをはめたきれいな女性、店内にはギプス包帯や松葉杖などの医療用品をおき希望があればお客さんにその場でギプスをはめてあげるのだ。

この夢のような話だが上手く話も進み、医療機関のスポンサーまでついて開店への準備は思わぬ速さで進んだ。


開店にあたって、まず最初に店員になってくれる女性の募集を始めることにして新聞の広告にありえないようなギプス姿の痛々しい写真と 今まで目にしたことのなかったような斬新な キャッチコピー  ”メディカル店員募集!”  ”ギプスをはめて仕事しよう”というコピーが的をえたためか、予想以上に希望者が多く、特にギプスが好きという女性だけに絞り10人を雇うことにした。

次に医療店から大量のギプス包帯や松葉杖、その他の医療用品を買い込んだ。

店を出す場所はあまり目立たないが駅から数分のいい物件を見付け改装し、宣伝のため、広告を作り、インターネットでも呼び掛けた。


そしてついにオープンの日。

開店前、店員の女性の腕や脚にギプスをはめ、準備がすべて整った。

開店直後はとおり行く人達は奇妙な看板とギプスをはめた女性店員達を変な目で見ていただけだが、やがて宣伝の効果もあったのか広告を手にした客がちらほらと今店を目指してやってきては、中にいるギプス女性を見つけては子笑いしながら入ってきた。

一番最初の客は30ぐらいの男性で、腕にギプスを巻きたいという人だった。
一番最初の客には店長が丁寧に時間をかけて LACを巻いた。

非常に表面が綺麗でしかも均一の螺旋状に巻かれたギプスを何度も何度も触りオプションの三角巾も購入し、その客はうれしそうに三角巾でその腕を吊り、お金を払って帰っていった。

その後も客足は途絶えず、男女さまざまな客がギプス包帯を買ったり、その場でギプスをはめてもらいに来た。


中には全身にギプスをはめて欲しいという客もいた。

ギプスフェチ専門店は予想をはるかに上回る大繁盛であった。そして僕
の店はだんだん注目されはじめ、雑誌やテレビなどでも取り上げられた。

僕は資金をあつめて店舗を増やし、どんどんギプスフェチ専門店を世の中に広げていった。

いつしか、町にはイミテーションでギプスをはめた人がちらほらと見えるようになった。僕は店の成功をよろこんでいた。


すると、ある日突然トップアイドルの広末亮子が僕の店に来たのだ。


彼女は左腕にLACをはめて帰りました。

そして彼女はギプスをはめてテレビに出演し、ギプスをファッションでし
ていると言いました。すると、それを見ていたちまたの女性は広末の真似をしてギプ
スをはめはじめました。


そして、日本にギプスブームが吹き荒れたのです。いまどき
の女子高生はみんなギプスをはめ、テレビでもギプスフェチ専門の番組がたくさん放送され、僕の店もとても忙しくなった。

こうしてギプスは世間の人々にも認められ、立派なファッションとして確立され
た。  

                      これは僕が描いた夢ですが、いつか本当にこうなれば
最高です。                        終わり