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翻訳小説特集7/18 LAST UPDATE
題名:Amy's Dreams エイミーの夢
URL:http://castroom.com/cc/stories/cc_amysdreams.html

エイミーは恋人のエリックとギプス材料を車に満載して旅行へ。行く先々で次々 とギプスを巻き替えていく。いろんなギプスで楽しませてくれます〜 抜粋
〜木曜日の朝、私が目を覚ますとエリックはベッドを出た後だった。わたしは自 分の身体をみた。そこに見えたものは…。私は両足とも、つま先から太ももまで ほぼ完全に石膏でギプスされていた。わたしの右腕は指から上腕まで。そして、 ウエストの下から胴、肩、そして左腕を経て左手の指までをボディーギプスが 覆っていた。わたしはそこに横たわり、エリックのような恋人を持つことのすば らしさについて考えていた
〜中略〜エリックがトレーをもって寝室に戻ってき た。「朝食。」彼は告げた。そして「そのままでいいよ、食べさせてあげるか ら」と笑顔で付け加えた。彼は注意深くわたしの口に食べ物を運んだ。そのあ と、わたしがバスルームへ行くのを手伝ってくれた。彼はわたしの髪を洗い、身 体を拭いてくれた。天国にいる心地よさだった。「エリック、生涯最高の休暇 よ。わたし、ずっとギプスをしてみたかったの。わたしにギプスをしてくれる人 が現れるなんて考えられなかった。」「エイミー、わかるよ、その気持ち。僕も ギプスを巻かせてくれる女性が現れるとは夢にも思わなかったからね。
〜中略 〜」
わたしはギプスされている右腕を彼の首に掛けた。彼の唇を引き寄せ、情熱 的なキスをした。わたし達はその日、出かけるのが少し遅れた。  その日、わたし達は50マイル離れた街に車で行った。その街にはいくつかの 史跡があった。たくさんの小さな店があり、湖に来た釣り人でにぎわっていた。 エリックは一日中わたしの車椅子を押して辺りをまわった。その日、わたしは ショートパンツを身に付けているだけだった。というのも、ショルダースパイカ ギプスの支え棒が邪魔で上着を着ることができなかったのだ。街中の観光客がわ たしを振り返るに違いないと考えた。わたし達が一軒のお店に入ったとき、ある 女性がどうしたのかと聞いてきた。 「スカイダイビングで事故に遭いました。」わたしは躊躇せず答えた。「パラ シュートが故障して、予備のパラシュートも着地するまでに開かなかったんで す。いくらか減速したのですが、激しく地面にたたきつけられて。」一人で演技 しているとエリックが付け加えた。「ええ、それが彼女の最後のジャンプになり ました。そうだろ、エイミー?」「そのことは後で話し合いましょう。」わたし は、すこし動揺した素振りを演じつつ答えた。その女性は「彼に話を聞いてもら いなさい、命が助かっただけでも、すごい幸運なのだから」といった。  昼食のとき、エリックとわたしは、わたしの創作したとっぴな話しに笑った。 「君があんなに急に、深刻に変わるとは信じられないよ。」彼はいった。その日 の残りは小さな街を見て回るのに費やされた。わたし達は、そのギプスのまま史 跡を背景に写真を撮った。以下略



題名 Becky
URL http://castroom.com/cc/stories/cc_becky.html

主人公 Becky
ギプス 左ショートアームギプス、右ロングアームギプス、ダブルビップスパイ カギプス
あらすじ
 ベッキーは朝のジョギングの途中、通り魔に襲われる。犯人は彼女の両腕と両 足をねじ折り逃走する。サスペンスものです。クライマックスでは、怪我が治り かけて、一人で留守番している彼女の前に再び犯人が現れて…
〜 メラニーは横たわる自分の娘、ベッキーを見た。錘がベッドの端から吊るさ れている。錘はいくつかの紐で娘の左足首の皮紐にロープと滑車で取りつけられ ている。右足には添え木が当てられている。長さは足の長さと同じ。右腕はスリ ングでベッド枠から吊られている。 医者が入ってきた。ベッキーに向かって話しかける。「いま、君のレントゲン 写真をとってきた。君は何箇所かの骨折をしている。それでは始めようか。右足 の掌の骨が何箇所か骨折している。両足とも下腿の骨が両方とも折れている。両 方とも同じように、折れるまでねじりあげたようにみえる。どちらも大きな転位 はない。左足の大腿骨が折れている。ただし、直線を保っている。この場合、通 常わたしは手術を推奨するが、今回はこれ以上外傷を増やすのは得策でないと考 える。右前腕の両方の骨が骨折している。同様に両手の親指の骨も折れてい る。」「今、言ったように、足の骨折について、通常は手術を推奨するが、今回 は保存的治療を推奨する。」「今日、君の右足と両腕にギプスを巻く。右足と右 腕はロングギプスが必要になる。両腕とも親指を含む形でギプス固定する。特に 右腕はまったく使えなくなるだろう。右足はつま先の先から大腿部の上端までギ プスを延長する。これは右足の掌の骨折のためだが、ギプスから少しだけつま先 が見える程度になるだろう。」「明日、君の左足を評価して、どうするか、最終 的な判断を下す。それまでは牽引を行う。」 
§12 ・・・それから4週が経った。そしてベッキー (Becky)の左腕のギプスがはずされた。 ・・・ジョン (John) が来た。 ・・・「それで再び人間のように食べらることのご感想は?」ジョンが尋ねた。 ・・・「素晴らしい。 なにをするにも4分の1の時間ですむわ。」 「ただ」、ベッキーはいった。「まだ紐を結んだりすることはうまく出来ないの。 でも再び親指が向かい合わせに動かせるのはすてき。」 ・・・「君を傷つけた男のことは何かわかったかい?」 ・・・「いいえ。 彼は姿を消したようなの。 恐らく国外へ逃げたのでは。 けれども彼は 何をしようとしているか? 再び私の腕を折に来るのか?私は疑っているの。」 ・・・「腕のギプスがとれて一番うれしいのは、ヒップスパイカギプスの中に手が届く ようになって、かくことが出来るようになったこと。」彼女はギプスの中へ手を入れて 絶え間なく引っかいた。 ・・・「それに関してまったく手助けは必要ない?」ジョンが尋ねた。 ・・・「ありがとう、私は大丈夫よ。」 ・・・「ドクターは他のギプスはいつ取れるといっていた?」 ・・・「右腕のギプスは恐らくあと3週間外せないだろうって。 オレンジのロングアーム ギプスは合計8週間することになるわ。けれども2週間でドクターは私のオーバーオール (ダブルヒップスパイカギプス)を切り詰めてくれるって。 それからもう少し経てば すべてのギプスを外せるの。ちょうど大学が始まるのに間に合うわ。」 ・・・「2週でどれくらい外れるんだい?」 ・・・「ドクターは右足の膝から下の部分のギプスを外してくれるって。ちょうどひざの上の ところで。 再び10本の足の指が出るようになるのね。すてき。」 ・・・「私は確かにそれを楽しみにしているの。」 §13 ・・・2週間が経った。ベッキーのギブスのいくらかが外された。 ・・・「また、緑のマニキュアを持って来たよ」とジョンが言う。 ・・・「クール! やりましょう」 ・・・「素敵な足だ。そして柔らかい。」 彼は彼女の足を持つ。「くすぐれるエリアが広がって うれしいよ。」 ・・・「そうしない方が良い。 私は今良い握りこぶしを持っている。」 ・・・ジョンはペイントし終える。「どう?」 ・・・「グレイト!」。 彼女は足首を動かして、そして足の指をぴくぴく動かす。 「気に入ったわ。」 ・・・しばらくの後ジョンは家に帰った。 ・・・メラニー (Melanie) はベッキーがいるリビングに入って来た。 「少し買い物にいって くるけど、お留守番大丈夫かしら?」 ・・・「もちろん。 けれども、すぐに戻ってきてね。」 ・・・「2時には戻るから。」 ・・・メラニーは出かけた。そしてベッキー1人が家に残された。彼女はリモコンで チャンネルを変える。ギプスがないと、なんと簡単にできることか。 ・・・ママが出かけて数分後、ベッキーは足音が玄関に来るのを聞いた。 ・・・錠がかかっているドアノブがガタガタ鳴る。 ドアのガラスを粉々にするようなうるさい 大きな音がした。 ベッキーは車椅子を急いで動かそうとする。 最初に左の車輪を左手で押す。次に同じ手で右の車輪を押す。見知らぬ人の手が壊れた ガラスから突き出て、そして掛け金を捜す。ベッキーはのろのろと車椅子を(あれのある) 彼女のママの寝室の中に動かす。 ・・・彼女は玄関のドアが開かれる音を聞く。そして次に壊れたガラスが踏まれる音を聞く。 ベッキーは車椅子からママのベッドの横の床に滑り落ちた。それはうるさい大きな音を作る。 彼女のギブスは両方の脚の付け根で割れる。 ・・・彼女はベッドに近づこうと、氷の上のdearのように堅木の床の上を腕と足で這って 進んだ。 彼女がベッドの下に手を伸ばしたとき、男が部屋に入って来た。 彼女は彼の顔と唇の上の傷跡を見た。 ・・・「お願い、また私を傷つけないで!もう十分でしょ。」 ・・・「Apparently your father hasn't gotten the message yet,」と彼が言う。 ・・・彼はかがんで、ベッキーのギプスの取れた右足をつかむ。彼女の不自由な手足では 抵抗するすべはなかった。彼女は左手をベッドの下でさらに伸ばそうとする。 ・・・ちょうど男が彼女の足首をねじ上げたとき、ベッキーはベッドの下に隠されていた母親の 拳銃をつかんだ。そして、それを男に向ける。 ・・・ベッキーの足の骨が折れる音は357マグナムの雷のような音と閃光にかき消される。 足首をつかんでいた力が緩み、男は後ろに倒れて、死んだ。 エピローグ 1時間半後にベッキーのママが戻り、急いで彼女を病院に運んだ。そこで彼女は新たな ギプスをはめられる。胸の下部からつま先まで。今回はピンクである。 3週間後、彼女の寮への引っ越しとすべての新しい友人たちに会うのに間に合って、 ベッキーのボディーと腕のギプスは外された。残っているのは右足の大腿部からつま先まで 巻かれた明るいピンクのロングレッグギプスである。そして、それは大学生活をはじめるの に苦にはならなかった。 ・・・「What happened to your leg?」と彼女のルームメイトが尋ねた。 ・・・「話せば長くなるけど・・・」


題名 Caroline's Memories Of Her Horrific Accident
URL http://castroom.com/cc/stories/cc_caroline.html

主人公 Caroline
ギプス 全身ギプス
あらすじ  キャロラインは自動車事故で病院へ運ばれた。はじめに両足にギプスが巻かれ る。しかし、次々と骨折が発見され、両腕、そして…
抜粋
 省略


題名 University casting
URL http://www.fracturophile.org/fc/jenny.htm
主人公 Jenny
ギプス ロングレッグギプス、ダブルヒップスパイカギプス
あらすじ
 大学に入学し、親元を離れたジェニーは、早速ギプス生活を楽しむ。その後、 何度かのギプス経験の後、念願のヒップスパイカギプスに挑戦する。
抜粋
〜 普通の学生が本や学部に関連したものを買うのに対し、ジェニーは松葉杖と 石膏ギプスを購入した。新しい環境で、彼女はファイバーグラスを売ってくれる 業者を見つけられなかった。しかし、材料は重要ではなかった。 学期の始まる2日前にジェニーは昼間出かけ、夜遅く戻ってきた。したがっ て、誰も彼女が帰ってくるのを見た者はいなかった。そのため、本当にローラー >ブレードなのか尋ねて彼女を悩ます者はいなかった。実際、彼女はローラーブレ −ドをやったが、話しと実際は食い違っていた。  誰も彼女が帰ってくるのを見ていない。これは都合が良かった。彼女はアパー トに住んでいたが、そこでは、誰もが他人に無関心だった。深夜、はじめに、彼 女はストキネットをあてた。そしてパッドをあて、最後に右足全体に石膏ギプス を巻いた。公式には、彼女はローラーブレードをしている最中に転んで、足首の 上のところで脛骨を骨折したことにした。そして彼女は8週間を松葉杖とギプス で送ることになる。  快い8月の朝、大きな右脚のギプスをした状態でジェニーは目覚めた。それは 彼女の最初のギプスだった。彼女はいままでギプスをしたことがなかった。ギプ スはプロが巻いたように見える出来だった。作業中ずっと、彼女はしっかりと、 見栄え良くなるようにゆっくりギプスを巻いた。ギプスは窓からベッドに降り注 ぐ輝くテキサスの太陽を反射している。アパートの中で、最初の松葉杖歩行を 行った。1日分の食料はあった。そのため、彼女は外へ行く必要がなかった。彼 >女は状況に慣れることができた。そして初日の講義を受ける準備することができ >た。  誰もが、彼女をじろじろ見た。ギプスをした人を見ることは、ほとんど自然な 反応のように思えた。そして、この長さのギプスだと、靴下でもズボンでもス カートでも人々の視線を防ぐことはできず、見えてしまう。ギプスをしたジェ ニー、彼女は仲間の学生の真ん中にいた。楽しんでいた。生まれて初めて完璧に 満足していた。そして、そう見えた。  教室では、彼女はギプスを机の上に置いた。そこが唯一ギプスを置ける場所 だった。昼食の間、ギプスをシートの脇に降ろした。男の子も女の子も彼女のた めにエレベータのドアを止めてで待ってくれたし、親切だった。〜中略〜毎日が 夢のようだった。彼女はいくつかのルールを決めた。それは絶対足で立たないこ と。しかし、松葉杖歩行がつらくなって、ギプスをはずそうかと思う日もあっ た。しかし、その願望に従ったなら、次の日悲しい思いをすることがわかってい たので、足で歩いたり、そのようなことすべてを思いとどまった。骨折は彼女に とって事実でなければならなかったし、実際、足は本当に折れているとしばしば 頭の中で自分に言い聞かせた。唯一彼女が時々行ったのは、つま先を地面に触れ させることだった。彼女は右足の中でつま先しか動かせないことが気に入ってい た。ぴくぴく動かせたし、床の熱さ冷たさを感じることができた。 以下略

題名 Donna's Spring Break ドナの春休み
URL http://castroom.com/cc/stories/donna.html
主人公 Donna
ギプス ロングレッグギプス、ロングアームギプス
あらすじ
 ドナはキャスターだった。大学の春休みに右足にロングレッグギプスをし、旅 行を楽しんでいた。そこで知り合ったギプス好きの青年と意気投合する。
抜粋
〜「足をどうされたのですか」近づきながら彼は尋ねた。「ええ、」彼女は答え ながらすばやく考えた。「ソフトボールをしていて足首を骨折したんです。」 「Oh, no」彼はカウチに近づいて言った。「どれくらい使えないのですか」彼は 彼女のギプスにうなづいて尋ねた。神よ、ドナは動揺して汗をかくのを感じなが ら思った。彼は本当にギプスについて話すことに興味を持っている。「少なくと も6週間」ドナはそれが悪いニュースであるように努めて答えた。「ひどい骨折 なの」「疲れているようにみえるね」彼は言った「コーラを買ってくるよ」彼女 が答える間に彼が割り込んできた。「ところで、僕の名前はトニー、自己紹介が 遅れてすまなかった」「ドナ」右手を差し出して彼女は言った。トニーはその手 をしっかり握り言った「Can I help you up?」ドナは彼の手を頼りに立ち上がり、 松葉杖をつかんだ。彼女は不安だった。彼女は男性となれなれしくするのは好き ではなかった。特に見知らぬ土地では。しかし、彼女は、彼女のギプスが彼に火 をつけたのを感じていた。〜中略〜  それからしばらくの間、街のあちこちで人々を振り向かせる奇妙なカップルが あった。栗色の髪の青年が車椅子に乗った奥さんあるいは恋人を押していた。可 愛らしい黒髪の女性は恐ろしい事故に遭ったに違いない、見物人たちはそう決め つけた。彼女の両足はつま先から足の付け根まで石膏のギプスで固定されてい た。そして、両腕も同様に上腕から手の平までギプスで固められていた。彼女の 両腕は使えず、吊り包帯で首から吊られていた。かわいそうに、あんな魅力的な 女性があんなひどい怪我をするなんて。人々は思った。彼女の車椅子を押し、彼 女の世話をし、食事のときは食べ物を運んでやる、彼は大変だと思っているのだ ろうか。黒髪の女性は痛みを表に出さなかった。彼女と車椅子を押す青年は道 中、終始笑顔だった。


題名 Karen's Conspiracy カレンの悪巧み

URL http://castroom.com/cc/stories/cc_karens_conspiracy.html
主人公 Karen
ギプス
 右足ロングレッグギプス、左腕ロングアームギプス、右腕ショートアームギプ ス
あらすじ カレンは恋人のジェフの気を引こうと友人のステファニーと共謀し、 ギプスを巻く。
抜粋
〜「OK、最初の質問に戻るわ、」ステファニーは言った。「何故ギプスを巻い て欲しいの」「さっき言ったように、ジェフに男尊女卑的考え方を辞めて欲しい の」カレンは言った。「いとこの所を出る前、彼は言ったわ、わたしが(バイク で)足を折ったりしなければラッキーだって」カレンは右の太ももを叩いた。 「彼は今、町の外にいて、明日の晩まで戻ってこないわ。だから考えたの、わた しが本当に足を骨折したらどんな顔をするかしらって」ステファニーは笑った。 「あなたって、本当に面白いわね。でも、残酷。」ステファニーはくすくす笑い ながらたしなめた。〜中略〜  次の日、少し眠かったが、ステファニーに会うため、アパートから近くのメ ディカルスクールに元気に歩いていった。二人は整形外科研究室にいき、そこ で、カレンは服をぬいだ。そして病院のガウンに着替えた。彼女はステファニー がギプスを準備している間、冷たいスチールテーブルの上で待った。「ところ で、どんなギプスでジェフをお出迎えすることにしましょうか」ステファニーが ゴムの手袋をしながら言った。「彼を驚かせてやりましょう」カレンは不適な笑 みを浮かべて言った。「full leg castがいいわ」「OK、それじゃ、始めましょ う」ステファニーはギプスのたくさん乗ったテーブルからファイバーグラスの テープを取りながら言った。〜中略〜  ステファニーは薄いストッキネットを引っ張っりだした。カレンは彼女がそれ をカレンの右足の太ももまで滑らせるのをうっとり眺めていた。パッドを足に巻 き始めるのを見ていると、足首の所で特に厚く巻いていた。彼女は唇を噛んだ。 信じられないことにカレンは自分自身について考えていた。彼女はガウンのした で、乳首が激しくゆれているのをステファニーに知られたくないと思った。ステ ファニーは青いファイバーグラス包帯を濡らすとすぐにそれをカレンの足にゆっ くり巻きあげていった。見るのと同様に青い包帯がどんどん彼女の足を覆って行 くのを感じていた。彼女は長い間これを待っていた。「ギプスが固まるとき熱を 出すの」ステファニーは警告した「でも心配は要らないわ」カレンはうなづい た。しかし、ステファニーが警告したことについて既にカレンは知っていた。彼 女はこのプロセスについて何百回となく医学書で読んでいた。ステファニーは ファイバーグラス包帯をカレンの足に巻きつづけ、ギプスの形が出来てきた。ギ プスが固まるにつき、燃えるような感覚を感じた。それは腰から胃へ身体を掛け 上ってきた。あまりに良い感じだったので、秘密が漏れてしまうのではないかと 心配した。最後にステファニーは7本目のファイバーグラスを巻き、ギプスを整 え始めた。それはカレンの足の形に完璧にフィットし、見た目がスムーズで、カ レンを驚かせた。「しっかり勉強してるみたいね。」ギプスを見ながら、言っ た。「すばらしいギプスだわ。」仕事を終え、ステファニーはカレンを見て笑っ た。「Thanks、わたし講義はまじめに聞いてる方だと思うわ」ステファニーはギ プスをカレンの膝にあて、一歩さがって自分の作品を惚れ惚れと眺めた。カレン は膝がまっすぐな位置で固定されているのに気が付いた。彼女が見た多くのロン グレッグギプスは45度の角度に曲げられていた。「普通膝は曲げるんじゃない の」カレンは尋ねた。「そうね。でも今回は歩くことも松葉杖を使うこともあな たが好きな方を選べるようにしたの。」ステファニーはギプスの表面を滑らかに しながら言った。カレンは膝と足首の両方を動かそうとしたが不可能だった。ギ プスがあまりにも綺麗だったので彼女は続けることにした。身動き出来なくなる ためには少なくとももうひとつのギプスがカレンには必要だった。「ねえ、ステ フ」カレンは恥ずかしそうに聞いた。罪の喜びで、彼女の耳は熱くなった。「よ ければ、もう一箇所ギプスを巻いてくれないかしら」ステファニーは眉をつりあ げた。
以下略 --------------------------------------------------------------------------------
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